miscellaneous

音楽や映画、好きなものの雑記帳

オーディオケーブルと聴神経

f:id:n30f4i:20131216183234j:plain
指より太いのに音しか通さないって…。

オーディオ道にハマるにつれて、そんなことして意味あるの?ってことにしばしば出会う。なにもつないでいないLAN端子を塞いでみたりケーブルを床につけないように浮かせてみたりなどはまだマシだ。

私にはそれらの効果の程はわからないが、物以外でなんとかならないか考えてみた。


電気信号を伝えるケーブルと同じように、身体では神経が興奮することによって音を伝えている。聴神経は8番目の脳神経(脳から直接出ている神経)で、平衡覚と聴覚を伝える。音を伝える方の神経に異常があると感音性難聴や耳鳴りの原因となり、SN比の低下を招く。そのためケーブルである神経をいかに健全な状態に保つかが問題だ。ちなみに平衡覚に異常があるとふらふらして歩けなくなるかもしれないが、まぁそれはよいことにしよう。

神経をメンテナンスするものはなにか。それは臓器などと同様に血液とそこに含まれる酸素。そしてビタミンBも重要な因子となる。
実際、末梢神経障害の原因としてメジャーなものに糖尿病とアルコール症があるが、前者は細小血管障害によるもので、後者はビタミン欠乏によるものだ(アルコールの分解にビタミンBを消費するため)。
筋トレの時にプロテインを飲むのと同じように、オーディオを嗜むのにビタミンは不可欠なのである。ちなみにビタミンBは水溶性ビタミンのため過剰に摂取しても尿中に排出されるので、毎日必要量を摂ること。アルコールは控えめに。