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音楽や映画、好きなものの雑記帳

The Cold Moon

久しぶりに図書館で小説を借りて読みました。もちろん日本語です。
 

タイトルはJ•ディーヴァーのウォッチメイカーの原題です。12月の満月をcold moonと呼ぶようですが、それだけの意味ではないでしょう。

時計の中にはムーンフェイズと呼ばれる機構を持つものがあり、月の満ち欠けを表示できます。このように天文学や宇宙へ思いを馳せたりギア比や構造などから様々な機構が実現できたりするところにも機械式時計の面白さがあります。この時計の中のmoonと、coldの"核心から遠い"とか"証拠としての価値が少ない"というニュアンス(未解決事件cold caseのcoldですね)から、現場に意図的に時計を残したり、最後にライムへ手紙と一緒に時計を贈る犯人のスタイルを示しているように思います。
 
時計好きなのでこの本の表紙もぐっときます。ただこの本ではBreguetという天才時計師によるブランドの名前が出てきますので、出来ればブレゲ針と呼ばれる穴あきの時針と分針をデザインしてもらいたかったなと。
 

Audi RS Q3

autoblogにインプレが載ってました。

"これはその車に何を期待するかという問題だ。TT-RSは(実際はそうでもないが)素の状態で完成されたスポーツカーであるべきだ。しかし全く同じパワートレインとドライブトレインをこのQ3のようなクロスオーバー車に載せると、これがなんともいいのだ。私にはアルプスのコーナーを攻めるのは優先事項ではないから。"
同じエンジンでも筆者はQ3に載せた方がしっくりきたようです。しかしその表現は独特でした。

"丘はRS Q3の轟かせる音楽によって生き生きとしていた。"
The hills are alive with the sound of music.
With songs they have sung for a thousand years.

"買える者がおり、そしてその彼らがRS Q3を買うだろう"
Those who can, do; those who can't, teach.

上は映画Sound of music。下はBernard Shawからの引用です。筆者もオペラやミュージカルが好きなんでしょうね。

G350 bluetecよりML250 bluetecを

1000万を下回るプライスでかなり心揺れるG350 bluetecですが、やはり車体が重すぎるし乗り心地や運転しやすさなどではMLが気になってます。
マツダのSKYACTIV-D以来どんどんクリーンディーゼルが浸透してきていますが、その中にあっても小排気量への流れは変わりません。
日本におけるMLは最小でも350クラスですが、海外に導入されている直4ターボディーゼルのML250 bluetecはどうなんでしょうか。

AUTOCAR曰く、この4気筒は"6気筒の推進力と燃料消費が本当に必要なのか疑いを持つのに十分"とのこと。以下にスペック。

Power : 201bhp at 4200rpm
Torque : 369lb ft from 1600 to 1800rpm
Weight : 2150kg

"それはあなたを昂らせはしないが、多くのより大きく重い4x4と同等の加速性能をもたらしてくれるだろう"

そこそこの重さとそこそこの性能で、とりあえずSUV入門モデルとしては良さそうだなと思ってます。あとは値段ですね。

Mercedes ML250 Bluetec Review | Autocar

LOUIS VUITTON Tambour O/H

一ヶ月足らずで戻ってきました。

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特に不具合はなかったけど、磁気帯びで少し遅れが出てたみたいでした。
LOUIS VUITTONでは買って3年以内でO/Hを1回無料でしてもらえます。
しかも写真の奥にある買った時についていた箱なしの状態で預けたんですが、トラベル用のケースに入って戻ってきました。気が利いていて素敵です。
今2年ですが革が少しヘタってきたので、交換しようか思案中。

ジム•ホール追悼

クラシックギターを少しだけ習ったことがあり、家にはアランフェス協奏曲のレコードがいくつかあった。その中のひとつに怖い石の顔のジャケットがあって、小さい頃はなんとなく見ないようにしていた覚えがある。
少し大きくなってからそのレコードを聴き、ジム•ホールという人を知った。しかしその頃はジャズというジャンルもあまり分かっていなかった。
自分で買ったのはUndercurrentのCDが最初だった。しかも目当てはもうひとりのピアニストの方。だがこのCDで本当の意味でジム•ホールを知った。
ギターは小さなオーケストラと言われるくらい、様々な音やリズムを表現できる。しかしこのアルバムでは徒らに自己主張せず、ピアノに合わせて絶妙に間を取り、静謐な音楽に仕上げている。
ジム•ホールがビル•エバンスに寄り添う、ソロのギターにはない魅力を持ったお気に入りの一枚だ。

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RCD-1570

必要最低限の機能とシンプルな見た目など非常に好印象。お店でいろいろ聞き比べてもBowers &Wilkinsのスピーカが出す素直な音との相性が良いなと思いました。
使って思うのは、毎回電源入れるたびにCDを探すウィンウィンという音がするのがちょっと…。スロットインというのがあれですね。
しかしそれ以外は今のところ私には十分です。

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ルノー ルーテシア 試乗

一番スポーティなシャシーカップに乗ってきました。
ちょっとクルマが多くてあまり回せなかったけど、街中よりも高速や峠を走りたい感じでした。スポーツモードは普段は必要ないけど、そういう時に楽しめそうです。強調された排気音が気分を高めます。
シートは180cm超える私には少し小さめでしたが、悪くはありません。
私が前席に乗ると後席は乗れないことはないですがやや窮屈でした。
荷物は意外と乗ります。スペアタイヤは無く、パンク修理キットがついています。
インテリアは樹脂パーツがやや安っぽいものの許容範囲。始動はカードキーを持っているだけではダメで、差し込んでスタートボタンを押す必要があるのはすこし面倒かな。真っ赤なシートベルトが凄い。
エクステリアデザインは最高ですね。女性が颯爽と乗ってるとかっこいいと思いますし、男性もオシャレに乗れそうです。

イメージは若い夫婦の奥さんのクルマ、セカンドカーという印象でした。